記念の書画

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記念の書画
中谷美風家元・記念の画
劉楓先生・記念の書

 煎茶道美風流家元 中谷美風先生の文人趣味臥遊展が奈良真言律宗総本山西大寺本坊で開かれました。
この催しは毎年3日間(今年は11月12日~14日)この時期に開かれるそうです。ご案内を頂きましたので臥遊展によせていただきました。丁度「喫茶去」の画を描き始めた時に偶然に拝見できました。お家元が水の流れる如く画を描かれ楽しんでおられ、周りの空気が醸し出す和やかな雰囲気に覆われて、そこはお家元が創り出した「茶」の別世界を体感できました。この画に圓福寺主祥圓様が喫茶去を書かれ画と書が一つになった瞬間です!!


突然にお家元から私に、この画をお持ち帰りくださいのお言葉に我にかえり…感激とお心遣いに感謝です。お招き下さいましてほんとうに有難うございます。
*美風流は平城遷都1300年祭の天平茶会において協力されました。

【2010 年11月13日・午前10時~午後3時30分奈良真言律宗総本山西大寺本坊にて】

中谷美風家元・記念の画
文人趣味臥遊展
*喫茶去の制作中の写真は見とれてしまい撮影ができませんでした。
中谷美風家元・記念の画
中谷美風家元・記念の画
中谷美風家元・記念の画
お茶席で玉露を頂きました。
掛け軸
1ヶ月後(作品にやさしい制作工程に必要な期間)掛け軸が出来上がりました。

 

劉楓先生・記念の書
劉楓先生・記念の書

中国国際茶文化研究会名誉会長劉楓(りゅう・ふう)先生より、「和敬清麗」の書を贈られ(2008年5月に当時の劉楓会長より)、薫東庵(本部)の茶室にかけています。

日本茶道の教えの一つに利休居士の「和敬清寂」があります。この言葉と較べれば「寂」と「麗」との違いが日本の茶文化と中国の茶文化の相違点であると思われます。あらたまることなく平常心でもてなすことが茶文化だと理解すれば「清麗」が中国の茶文化の原点と私は考えています。私のホームページの「茶の心はもてなしの心」に通じるのではないでしょうか?







谷本陽蔵先生・記念の書
谷本陽蔵先生・記念の書

暮らしの茶研究家・全茶連顧問・関西学院大学日本茶総合講座コースの講師の谷本先生に「書」を盛夏に渾身を込めて書いて頂き薫東庵の茶室にかけています。
この書は「謝茶」と書かれ先生の好きな言葉です。私はこの言葉を「茶を深く愛する」或いは「茶が心を満たしてくれる」と理解しています。閑防印に「怡然自得」(いぜんじとく)・「自分で楽しみ、自分で悟る」又は、「悠々として、動じない」とあり先生の日常の心を表していると思います。茶の雑学をこれからも更に学んでいきたいと決意しました。