名 称:非発酵 産 地:浙江省杭州市西湖/獅峰山・梅家塢/他 製茶方法 :殺青---揉捻---乾燥 湯 の 色:黄緑 代表的な茶:西湖龍井(せいこロンジン) 名 称:微発酵 産 地:福建省福鼎県・政和県 製茶方法 :萎凋---乾燥 湯 の 色:淡黄 代表的な茶:白毫銀針(はくごうぎんし) 名 称:軽発酵 産 地:湖南省岳陽県洞庭湖君山 製茶方法 :殺青---揉捻---悶黄---乾燥 湯 の 色:黄 代表的な茶:君山銀針(ぐんざんぎんし) 名 称:半発酵 産 地:福建省安渓県 製茶方法 :萎凋---做青---殺青---揉捻(包揉)---乾燥 湯 の 色:黄橙色 代表的な茶:安渓鉄観音(あんけいてっかんのん) 名 称:完全発酵 産 地:安徽省祁門県 製茶方法 :萎凋----揉捻または揉切---発酵---乾燥 湯 の 色:赤 代表的な茶:祁門工夫紅茶(キーモンくふうこうちゃ) 名 称:後発酵 産 地:雲南省思茅市(普洱県)/西双版納 製茶方法 :殺青---揉捻---渥堆---乾燥 湯 の 色:黒 代表的な茶:雲南普洱茶(うんなんプーアルちゃ) |
殺青(さっせい) | 茶葉に高熱を加え、酸化を止めること。いくつかの方法がある。茶の形が炒青(しょうせい:釜炒り)ではがっちりとし、烘青(こうせい:火であぶる)では、ふわっとする。 |
揉捻(じゅうねん) | 茶葉を揉んで形を整えること。 |
悶黄(もんおう) | 水分を多く含んだ茶葉を高温多湿の場所に放置し、茶の働きで軽発酵させること。 |
渥堆(あくたい) | 微生物作用と湿熱作用を同時に兼ねたもので、菌の作用により発酵を促すこと。 |
萎凋(いちょう) | 茶葉を安置させて水分をゆっくり失わせ、葉を柔らかくして茶の香りを形成する過程。 |
做青(さくせい) | 手で茶葉をひっくり返し発酵を進めること。 |
包揉(ほうじゅ) |
粒状(台湾では半球形という)とするのに必要な過程。 |
発酵(はっこう) | 紅茶の品質形成を握る作業。緑色の葉は発酵すると茶葉に含まれる茶ポリフェノールが酸化酵素によって赤くなり、赤い茶湯、赤い葉の特徴が生まれる。 |
乾燥(かんそう) | 水を除き、形をつくり、香りをつくりあげる工程。 |